広陵高校の中村奨成選手。
今日行われた聖光学院戦で9回表に相手ピッチャーが外しにいったボール球を捉えて2ランホームランとし、試合を決める勝ち越し弾となりました。
そんな大注目を集めている中村奨成選手ですが、その野球の実力だけでなく母子家庭で育ったという生い立ちにも注目が集まっています。
広陵高校、中村奨成選手と母子家庭について、ご覧ください。
広陵高校、中村奨成選手の生い立ち
⚾️広陵・中村奨成の勝ち越しホームラン!!
聖光学院(福島) 4-6 広陵(広島)
甲子園 第11日 3回戦
第99回全国高校野球選手権大会 pic.twitter.com/L9XxIez24T— DONㅤㅤㅤㅤ (@rzND9cObsu33IWl) August 19, 2017
こういったものを調べるときはwikipediaなどの情報が手っ取り早かったりしますが、この甲子園で一気に注目株になった中村奨成選手、まだwikipediaのページが存在していませんでした。(すぐに作られるとは思いますが)
聖光学院戦までの成績が13打数10安打、4HRの10打点という化け物級の活躍を見せている中村奨成選手、その生い立ちはどのようなものだったのか、調べられる限りで書いていきます。
広陵高校は広島代表校ですが、中村奨成選手の出身も同じく広島。
廿日市の出身で、大野東小学校→大野東中学校と進学。
小学生時代は大野友星という少年野球のチームでプレイし、中学時代は大野シニアでプレイしていたようです。
両チームのホームページを調べてみましたが、どちらのチームも直近の10試合ぐらいの内、勝率がかなり高かったので名門チームの中で揉まれてきたのかもしれませんね!
広陵高校ではキャッチャーを務める中村奨成選手ですが、このポジションを始めたのは中学時代からだそうです。
遠投120mというすさまじい肩をしているので、ピッタリなポジションではないでしょうか。
さらに、50mを6秒フラットで走るとも、5秒台後半で走るともいう情報があり、快速の持ち主でもあります。
まさに走攻守揃った選手ということができますね。
⚾️広陵キャッチャー中村奨成選手の強肩
聖光学院(福島) – 広陵(広島)
甲子園 第11日 3回戦
第99回全国高校野球選手権大会 pic.twitter.com/wryBBN6chW— DONㅤㅤㅤㅤ (@rzND9cObsu33IWl) August 19, 2017
中村奨成選手の母子家庭が話題になった経緯
母子家庭で育ててくれたお母さんに甲子園でホームラン打って恩返しするって約束して既に3HR。
カッコ良すぎる#広陵 #中村奨成 pic.twitter.com/ke5yaFmGqy— WadaRyoya (@wackydayo) August 17, 2017
野球選手、それもまだ高校生のプライベートである家庭のことまで話題になっているこの母子家庭という話ですが、なぜそれが話題になっているのかというテレビによる取材番組が放送されていたから。
8/18に放送されたグッドモーニングで中村奨成選手のお母様を取材した模様が放送されていたんです。
離婚されたのか、死別されてしまったのかは触れられていないものの、中村奨成選手がお母様に感じている感謝と、それに応えるために甲子園でホームランを見せたいという想いが語られていました。
それをしっかりと形にして、記録的なペースでホームランを打っている中村奨成選手。
広陵高校がこのまま勝ち進めば、本当に歴史的な記録を残してくれるかもしれません!
お母様も中村奨成選手がこれほどまでに活躍する姿を見て、喜んでいるでしょうね。
母子家庭の中の母の支え
広陵・中村奨成の特大勝ち越しホームラン! pic.twitter.com/ShOlVEzEHE
— 赤ヘル全力応援団 (@hir0shima_carp) August 19, 2017
小学生の頃から野球をやっていた中村奨成選手ですが、お子様が野球をやっている多くの家庭では、父親がキャッチボールの相手をするケースが多いと思います。
ですが、中村家ではお母様がキャッチボールの相手をしていたそうです。
お母様も運動神経がいいのかもしれませんね!
それだけでなく、休日に中村奨成選手の試合があるときには応援、そしてチームの手伝いなどもして、全面的に中村奨成選手が野球をやることをサポート。
母子家庭ということでお仕事もお忙しい中だと思いますが、本当にすごいことです。
そんな二人三脚で野球を続けてきた中村奨成選手ですが、広陵高校入学とともに寮生活が始まります。
これまで母子家庭の中で育ってきた中村奨成選手も初めて親元を離れた生活を送ることになり、さらに1年生から正捕手のレギュラーとして抜擢されたプレッシャーから、ストレスによる胃痛で食事ができなくなってしまったんだそうです。
そんな中村奨成選手を支えたのもやはりお母様でした。
電話をかけてきた中村奨成選手に対して、先輩も仲間も認めてくれている、がんばりなさいというメッセージを届け、明るく強く息子の背中を押したということです。
母子家庭の母に送るホームラン!
中村奨成[広陵]
13打数10安打/4本塁打/10打点
これは怪物 pic.twitter.com/0UJsuYOuH4— F (@Tohoku_89) August 19, 2017
番組では支えてきてくれたお母様にたいして、中村奨成選手が送ったホームランボールもクローズアップされていました。
絶対に甲子園に行く!と力強く書かれたそのボール。
中村奨成選手、そして広陵高校はそれを叶えて見事甲子園へ。
甲子園でも破竹の活躍を見せています。
全国的に知名度が一気に上がったのはこの甲子園からというイメージが強いですが、地元広島県では1年から競合広陵高校の正捕手ということで、やはり相当な有名選手だそうです。
出身が広島県ということもあり、元々カープファンだったという中村奨成選手。
早稲田実業の清宮選手と並び、高校生としてドラフト1位もありえる逸材ということで注目を集めています。
去年今年と絶好調の広島東洋カープが獲得に動くということも、十分にありえる話だと思います!
この甲子園で広陵高校と中村奨成選手がどこまで勝ち進むのか、そしてその後の道はどうなるのか。
どうころんだとしても母子家庭のお母様への恩返しには十分すぎる活躍だとは思いますが…。
今後も目が離せません!
https://www.youtube.com/watch?v=vme99fc37G0
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